小論文の基礎ルール24 主語の省略に注意➁

都立看護の小論文の要約

良い例

筆者は「多くの若者たちは今の生活に満足している」と述べる。また、「今の若者は素朴に『今日より明日がよくなる』と信じることが出来ない」とも主張する。

ダメな例

筆者は「若者の7割近くが今の生活に満足している」と述べる。また、彼らは「今日より明日がよくなると思うことができない」と主張している。

比較してください。

ダメな例の文を分析しましょう!

①筆者は「若者の7割近くが今の生活に満足している」と述べる。 

主語:筆者は

②また、彼らは「今日より明日がよくなると思うことができない」と主張している。

この彼らは何を指しますか?

これだと、彼ら=主張している ですね。

余談で細かいことをいえば、「主張している」や「述べている」といった~している はダメ✖

述べる、主張する、言及する でよい。

こんな感じで、みなさん主語がいい加減です。

日本語が通じていませんから減点対象なのです。



看護受験のプロ講師(正看護師)看護学校、看護大学の受験対策(面接、願書、小論文、数学・英語・国語)総合サイト

看護受験のプロが看護学校、看護大学受験に特化した対策を行います!