過去に某予備校で「最も優秀」と評価をされた受験生や大手の予備校に通って高評価を受けた受験生が沢山います。
しかし
■日本語の主語と述語が対応していない
■会話文を多用する
■文と文、段落と段落の一貫性がない
例)文と文の一貫性のなさ
二段落:言語は・・・
三段落:コミュニケーションというのは・・
→二段落で言語について書いているのに、三段落ではいきなり何の前触れもなくコミュニケーションについて書いている。
■自己の主張を明確化させるのが小論文なのに、曖昧表現を使う
例)
~だろうか、~ではないか
~だといえる
~と考える、~と考えられる、~と思う、~と思われる、~と想う
■要約と引用の違いを理解していない
都立看護では「起」の部分で要約が求められます。しかし、本文の筆者が使った言葉をそのまんま使う受験生が目立ちます。それは要約ではなく、引用です。
■~もの、~ことを使う。
■いろいろな、さまざまな、を使う。
■現代の、近代の、最近の、最近は、昔は~を使う。
→どこの時点で現代であり、近代なのか、あなたにとって最近なのか、主観的要素が強くなるため、受験小論文では使いません。
■小説、論理文と勘違いし、段落分けが多すぎる。
→受験小論文は小説でも論理文でもありません。
■1文50字以上で読点を多用する。
→1文は50字を超える場合は必ず2文に分ける。
■若者言葉は使わない。笑い泣き
■1200字なのに1100字程度しか書いていない。
→1195~1200字ぴったり書く。
■設問の指示から外れた内容を書かない。
■構成通りにかく。
例)起承承結で
■間違った「たり、たり表現」を使わない。
■接続詞を漢字で書かない。
→漢字は2つ以上の意味が含まれている。
■変なカタカナ用語は多用しない。
■主語を省略しまくるのはNG
→小説でも論理文でもない、「受験小論文」です。
受験小論文では、主語を曖昧にしないこと。
■要約がある場合、要約が何なのか、明確でない。
→いきなり要約を始めてもマズいですよね。
だからといって「課題文によると」で書き始めるのもNGです。それ以降が長くなり、どこが終わりなのか不明確になるからです。
■何度も同じ言葉、似た言葉を使わない。
■漢数字と算用数字を混ぜて使わない。
→漢数字なら漢数字で統一しないとダメです。
これらは一部です。
某予備校で「最も優秀」と評価された方、最初の一文から既にアウトでした。
日本語の主語と述語が対応していなかったことに衝撃を受けました。
こんな感じです。
「私はこのような状況を目の当たりにして、この技術の発達が人間に及ぼす影響に驚き、
問題の解決に急ぐべきだ」
後半の文、「私」の主語に呼応していませんよね。
高校時代、小論文で大学受験の経験もないような講師でしょう。
教える立場の人間が、高校時代に小論文で受験経験すらないのに、受験生に教えているのはどうかと。
当時の小論文受験となると、東大後期や早慶などに限局されますが。
でもそれくらいの実力者じゃないと、プロ意識ゼロです。
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